ピラティスは柔軟性を高め、体のバランスを整えるエクササイズです。
ただ、体が硬い人でも効果を感じられるのか気になるところ。
この記事では、体が硬い人でもピラティスをすることができるのか、柔軟性を高めるコツについて解説。
ピラティスに興味があるけれど、体の硬さが気になる方は必見です。
始めやすい方法や、続けることによるメリットも紹介します。
最後まで読んでいただければ、体が硬くても柔軟性を高める方法がわかるでしょう。
ピラティスは体が硬い人でもできる?
ピラティスは体が柔らかいかどうかに関わらず始められます。
特に始めたばかりの人向けや、個々の体の合わせたプログラムが用意されているため、誰でも安心して取り組めます。
簡単な動作から始める
無理なく始められるよう、簡単な動作から始めます。
例えば、ストレッチや呼吸法を取り入れることで、徐々に体の動きがスムーズになり、柔軟性が向上。
徐々に柔軟性が高まっていき、効果を実感できるでしょう。
様々なプログラムがある
個々の体の硬さや体力に合わせたプログラムが用意されています。
これにより、自分のペースで続けられます。
インストラクターの指導のもと、適切な動作を学び、安全にエクササイズを楽しめます。
インストラクターによるサポート
ピラティスのクラスでは、経験豊富なインストラクターが個別にサポートしてくれます。
体が硬い人でも正しいフォームを習得しやすく、効果的に柔軟性を高められます。
インストラクターのアドバイスを受けながら進めれば、怪我を防ぎつつ、着実に進歩できます。
ピラティスで柔軟性が高まる理由
ピラティスは柔軟性を高めるのにもよいとされていますが、なぜよいとされているのか解説します。
筋肉を多方向に動かす
筋肉は複雑にねじりながら骨にくっついています。
柔軟性を高めるためには一方向だけで伸ばすだけでは不十分で、「多方向」に伸ばすことが重要です。
ピラティスは、 様々な種類のエクサイズであらゆる方向に筋肉・筋膜を伸ばすので、体が柔らかくなるのです。
筋トレとストレッチの組み合わせ
筋肉が伸びても、維持するだけの筋力がなければ戻ってしまいます。
つまり、伸びたら筋トレをすることで身体が柔らかくなるということです。
マシンピラティスは最大限ストレッチをかけた状態でトレーニングも同時に行えるので、効率よく柔軟性を高めることができるのです。
脳がイメージする
人間の体は、脳から送られる信号で、体が柔らかくなります。
ピラティスは体を自らで動かしコントロールすることで脳に積極的に働きかけるエクササイズです。
脳に信号を送ることによって、脳が柔軟性の幅を広げてくれます。
体が硬い人がピラティスで柔軟性を高めるコツ
体が硬い人が柔らかくなるコツをご紹介します。
無理せずに少しずつ進める
自分の体の限界を理解し、無理しないことが重要です。
一度に大きな動きをすると怪我の原因になります。
毎日の練習で少しずつ柔らかくなるように目指しましょう。
焦らずに少しずつ進めることで、長期的に見て成果が出やすくなります。
呼吸を意識する
ピラティスでは、呼吸が非常に重要な役割を果たします。
正しい呼吸法を意識すると、筋肉がリラックスしやすくなります。
特に動作中の吸う息と吐く息を意識することで、緊張を和らげ、スムーズな動きになります。
毎日継続する
毎日少しずつ続けることで、体が徐々に慣れてきて柔らかくなっていきます。
短時間でも毎日続けることを習慣化しましょう。
毎日の積み重ねが大きな成果を生みます。
正しいフォームを守る
正しいフォームで動作を行うことが非常に重要です。
正しいフォームを保つことで、効果的に筋肉を伸ばせます。
インストラクターの指導をしっかりと聞き、鏡を使って自分のフォームを確認する習慣をつけましょう。
体が硬い人のためのピラティスの基本動作
ここでは、身体の柔軟性に不安な人にもできるピラティスの基本動作を紹介します。
キャットカウ
キャットカウは、背骨を柔らかくするのに効果的な動作です。
四つん這いの姿勢から始め、背中を丸める「キャットポーズ」と背中を反らせる「カウポーズ」を交互に行います。
この動作は、背骨全体の柔軟性を高めるのに役立ちます。
ゆっくりと呼吸に合わせて動くことで、リラックス効果も得られます。
ブリッジ
ブリッジは、腰や背中の柔軟性を高める動作です。
仰向けに寝た状態から膝を曲げ、足を床につけたままお尻を持ち上げます。
肩から膝までが一直線になるように意識しましょう。
この動作は、腰回りの筋肉をストレッチして、骨盤周りの筋肉を強化する効果もあります。
スパインツイスト
スパインツイストは、背骨を回旋させる動作です。座った状態から、両手を広げ、背骨を左右にひねります。
呼吸に合わせてゆっくりと行うことが重要です。
この動作は、背骨全体の柔軟性を高めるのに役立ちます。
特にデスクワークで硬くなりがちな背中や腰の柔軟性を改善する効果があります。
ハンドレッド
ハンドレッドは、腹筋を鍛えながら柔軟性を高める動作です。
仰向けに寝た状態で足を持ち上げ、腕を伸ばして上下に動かします。呼吸に合わせて、100回繰り返します。
この動作は、体幹を強化しつつ、柔軟性を高められます。
初めは無理をせず、自分のペースで行いましょう。
ピラティスを続けることで得られる変化
ピラティスを続けることで、体が硬い人にも様々な変化が現れます。
ここでは、具体的な効果について紹介します。
日常動作が楽になる
ピラティスを続けることで、関節の可動域が広がります。
これにより、日常の動作がスムーズになり、動きやすくなります。
特に股関節や肩周りが柔らかくなることで体全体の動きが軽く感じられ、動きやすくなります。
例えば、階段の上り下りや重いものを持ち上げる動作がスムーズに行えるようになります。
筋力がつく
ピラティスは、柔軟性だけでなく筋力も同時に鍛えることができます。
これにより、体が引き締まり、バランスの取れた筋肉がつきます。
筋力がつくことで、姿勢が改善され、体全体のバランスが整います。
疲れにくくなる
柔軟性が向上し、筋力がつくことで、体が疲れにくくなります。
ピラティスを続けることで、体のエネルギー効率が良くなり、日常生活での疲労感が軽減されます。
また、リラックス効果も得られるため、心身ともに健康的な状態を維持することができます。
まとめ
ピラティスは体が硬い人でも無理なく始められということをおわかりいただけたでしょうか。
簡単な動作から始め、体の硬さに合わせたプログラムを利用することで、効果的に柔軟性を高められます。
毎日継続することで、関節の可動域が広がって筋力がつき、日常動作が楽になるなどの変化を実感できるでしょう。
ピラティスを通じて、健康的な体と心を手に入れましょう。