いざピラティスを始めようと思っても、どのような服装を着たらいいのか悩む方は多いでしょう。
しかもカラダにフィットしたものも多くて、恥ずかしいと感じる人も多いかもしれません。
せっかく買った服なのに恥ずかしい思いをしないように、どんな服を選べば良いのか知っておきたいですよね。
そこでこの記事では、ピラティスの服装の選び方と必須のアイテムを紹介していきます。
これを参考にして、自信を持ってピラティスに臨んでくださいね。
ピラティスの服装は恥ずかしい？
ピラティスをしたいと思っているのに、服装が恥ずかしいと思う人が多くいると思います。
目に留まるのは露出の多さ。
タンクトップやキャミソールなどを着ている人が多く、肌の露出が多いと感じてしまいますよね。
ピラティスの服はカラダに密着したものが多く存在します。
肩や脚のラインが際立ってしまって、「私もあの服を着ないといけないの？」と抵抗を持つ人は多くいます。
ただ、身体にぴったりとすいつくような服を着るのには理由があるんです。
正しい動きかを確認できる
レッスン中にはカラダが正しい動き方をしていることが重要です。
ひざとつま先の方向や背骨の位置などをチェックしながらきちんとした動作をしているかを確認する必要があるのです。
また、ピラティスのインストラクターも、骨盤や関節、筋肉がどう動いているかを確認しやすくなるためコミュニケーションをとりやすくなります。
動きやすい
頭を下げたり体を伸ばす時にも服が邪魔にならずに動きやすく、集中できるというメリットもあります。
ゆったりとした服だと、動いている時に服が体にからんだり引っかかるのでレッスンに集中できなくなります。
インストラクターさんや慣れている人はフィットした服を着ている人が多いと思います。
ただ、必ずカラダにピタっとフィットした服でなければいけない決まりはないので安心してくださいね。
ケガの防止
道具を使ってエクササイズをするピラティスもあります。
ゆったりとした服装の場合、すそなどがひっかかってしまいケガにつながるリスクがあります。
タイトな服を着ることでリスクを防げるという意味もあります。
ピラティスの服装が恥ずかしいと感じる場面と対策
ピラティスの服装が恥ずかしいと感じる場面と、その対策を紹介します。
服がずり上がる
レッスン中に服が上がってくると、カラダが動きにくくなるほかに、恥ずかしくなることがあります。
タイトなフィット感を持つトップスを選ぶことで、ずり上がりを防ぐことができます。
また、ウエスト部分がフィットするアイテムもよいです。
汗ジミが目立つ
汗ジミが気になる場合は、通気性の良い素材を選ぶといいでしょう。
速乾性のある素材は、カラダに汗をかいてもすぐに乾くため、汗ジミを防ぐことができます。
さらに、汗ジミが目立ちにくい色の服を選ぶことも有効。
他の参加者の目が気になる
他の参加者の目が気になる場合は、無地や落ち着いた色の服を選ぶことで、目立ちにくくなります。
また、自分のカラダに自信を持つことも大切です。
適切なフィット感とデザインの服を選ぶことで、自信を持ってピラティスに取り組むことができます。
ピラティスの服装で恥ずかしい思いをしないコツ
以下で、具体的なポイントを紹介していきますね。
適切なフィット感を持つ服を選ぶ
細かい動きが多いため、動きやすい方が好ましいです。
適度にフィットする服を選ぶことによって、動きを妨げずに取り組むことができます。
緩すぎる服はレッスン中にずり上がったり、ずり下がってくることがあるので注意が必要です。
通気性の良い素材を選ぶ
運動によって体温が上がるため、運動中に不快に感じないように通気性の良い素材を選ぶことが重要。
通気性がよい素材であれば、運動中でも快適にピラティスをできるからです。
ポリエステルやナイロンなどの速乾性のある素材がよいでしょう。
無地や落ち着いた色の服を選ぶ
柄つきや色の服は、他の参加者の目を引きやすく、恥ずかしい思いをすることになります。
無地や落ち着いた色の服だと、シンプルかつ上品な印象を与えられます。
特に初めて参加の場合やまだ自信がない場合は、シンプルなウェアで大丈夫です。
レッスンで身体を引き締める
せっかくピラティスを始めたのだから、ピラティスウェアを着こなしたいと思う人も多いでしょう。
そんな人は着こなせるようになる自分を想像してレッスンで身体を引き締めて、ウェアが似合うカラダを目指すのも励みになります。
ピラティスで恥ずかしい思いをしない服装の選び方
ピラティスに使用する服装を選ぶ際の具体的なポイントをいくつか紹介します。
以下のポイントさえ押さえてもらえれば、自分が気に入ったものを選べば大丈夫です。
過度に露出しないデザインを選ぶ
過度に露出したデザインの服は、動きにくくなったり、他の参加者の目を引きやすくなったりします。
適切な露出な状態で、動きやすくて快適なものであることが重要です。
特に、胸元が開きすぎていないトップスが適しているでしょう。
適切なサポート力のあるスポーツブラを着用
スポーツブラの着用もよいでしょう。
適度なサポート力のあるスポーツブラを使えば、胸の揺れを抑え、快適にピラティスを行うことができます。
スポーツブラは、自分の体に合ったサイズとフィット感を選ぶことが大切です。
透明にならない素材を選ぶ
ピラティスでは多くの動きがあるので、透けない素材が大事。
特に、薄い素材だと動きに合わせて透けることがあるので注意が必要。
厚手の素材や、特に透けにくいとされるブランドの製品を選ぶといいでしょう。
動きやすさを優先する
ピラティスでは動きやすさを最優先に考えた方がよいです。
服によって動きが妨げられず、脚や腕の動きをスムーズにするには、動きやすいデザインの服が求められます。
伸縮性のある素材を選ぶ
動きに合わせて伸び縮みする素材を選ぶことで、快適さを保つことができます。
ナイロンやスパンデックスなどの素材が適しています。
このような素材は動きながら柔軟に伸び縮みするため、体にフィットしながらも動きやすさを提供します。
余分な装飾を避ける
ピラティスの服装には、余分な装飾がないシンプルなデザインを選ぶようにしましょう。
装飾が多いと、動きにくくなったり、引っかかることがあります。
シンプルなデザインの服は、動きやすさと快適さを保つのにも適しています。
ピラティスで使える服装アイテム
ピラティスをするときに使える服装アイテムを紹介します。
長袖のウェア
半袖やタンクトップは肌にフィットした製品が多いですが、ピラティスウェアの中にはゆったりとした長袖の製品もあります。
胸元が開きすぎずにゆったりとしたシルエットなので、体型が気になる人にもぴったりです。
寒い時期には室内でも肌寒いですし、夏のエアコンの冷気も防ぎます。
Tシャツ
レッスンではピラティスウェアを必ず着なければいけないというルールはなく、普段のTシャツでも問題ありません。
袖が長いと邪魔になるので、５分袖くらいの長さのTシャツを着るといいでしょう。
裾が長めのウェア
お尻のラインが見えてしまい恥ずかしいと感じることもあるでしょう。
そんな人に提案したいのが、裾が長めのウェアです。
裾が長いとお尻が隠れるため、恥ずかしさを感じることもないでしょう。
ジョガーパンツ
ランニング用に最適化されたジョガーパンツやサルエルパンツであれば、ダボダボしすぎずにキレイ目なシルエットで着られます。
肌のラインが見えないので、下半身のラインをカバーしてくれますよ。
レギンス
動きやすさと快適さを両立させるアイテム。
厚手の素材や透明にならないデザインを選ぶことで、安心して動くことができます。
特に、ウエスト部分がしっかりフィットしたデザインは、ずり落ちる心配が少なくて安心です。
通気性の良いタンクトップ
通気性の良いタンクトップは、ピラティス中の体温調整を助けてくれます。
速乾性のある素材を選べば、汗をかいてもすぐに乾きます。
また、タイトなフィット感を持つデザインは、動きやすさを妨げず、レッスン中にずり上がることを防ぎます。
ピラティスで便利な小物
ピラティスで便利な小物を紹介します。
ヘアバンド
レッスン中に髪が顔にかかると、集中力を妨げることがあります。
ヘアバンドを使用することで、髪をしっかりとまとめることができ、快適にレッスンを受けることができます。
特に、動きの多いレッスンではヘアバンドが便利です。
汗拭きタオル
汗をかいたときにすぐに拭けるように、汗拭きタオルを用意しておくと便利です。
タオルは、通気性の良い素材を選ぶことで、すぐに乾き、清潔さを保つことができます。
また、レッスン後に体を拭くための大きめのタオルも持っていくと良いでしょう。
軽量のカーディガン
レッスンで体を冷やさないように、軽量のカーディガンを持っておくと便利。
特に、寒い季節や冷房が強いスタジオでは軽量でコンパクトに折りたためるカーディガンが重宝します。
グリップ付きのソックス
ピラティスは床の上で行われることが多いため、グリップ付きソックスの着用で滑りを防ぎ、安定感を保つことができます。
特に、滑りやすいフローリングのスタジオでは必須アイテムです。
グリップ付きのソックスは、多くのブランドから販売されており、デザインや色も豊富なので、自分の好みに合ったものを選べます。
ピラティスの服装の着替え方
ピラティスを始める際の着替え方にも工夫が必要です。
以下のポイントを参考にしてみましょう。
レッスンまでに自宅で一度着替える
レッスンまでに自宅で一度着替えて、服装が適切かどうか確認するといいでしょう。
特に、新しいアイテムを試す場合はチェックが重要です。
また、自宅で着替えることで、スタジオでの着替え時間を短縮でき、リラックスしてレッスンに臨むことができます。
スタジオで着替える際の注意点
スタジオで着替える際は、周囲の目を気にせず、素早く着替えられるように工夫しましょう。
フィッティングルームがある場合は積極的に利用し、プライバシーを確保します。
また、着替えに時間がかかる場合は、早くスタジオに到着して準備を整えることも大切です。
速乾性のあるアイテムを選ぶ
速乾性のあるアイテムは、汗をかいた後でも快適さを保つのに役立ちます。
レッスン後に着替える際も、速乾性のある素材は乾きが早く、次の活動への移行がスムーズです。
特に、夏場や梅雨などの季節には、速乾性のあるアイテムが重宝します。
まとめ
ピラティスの服装が恥ずかしいと思っている人に向けて、服装選びのポイントを解説しました。
適切なフィット感、通気性の良い素材、シンプルなデザインを選ぶことが重要です。
また、スポーツブラや透明にならないアイテムを選ぶことで、安心してレッスンに集中できます。
さらに、ヘアバンドや汗拭きタオル、軽量のカーディガンなどの小物を活用し、着替え方にも工夫を凝らすことで、快適で自信を持ったピラティスライフを送ることができます。
この記事を参考に、自分に合ったアイテムを見つけて、ピラティスを楽しんでください。